中古車外装の見方について。傷まみれを避けるには

中古車を買う上でせっかく買うなら見た目がきれいな方がいいですよね?

でも写真を見るだけではわからない…

お店で評価シートを見せてもらってもわからない…

気になる車両はあれど想像しにくいこともありますよね。

この記事では外装評価、外装瑕疵について解説します。

内容を知ることで、中古車探しの際に車両状態の把握や候補車の選定に役立ちます。

ぜひご活用ください。

外装評価の種類とは?

A評価そのまま展示できるレベル。加修の必要がない。または加修の必要性が低い。美品。展示場で見かけたら「キレイ!」というレベルの車。
B評価多少の加修で展示レベルになるもの。1レベルの傷を直せばAになれる。
小傷あるなと思う程度にキレイな車。
C評価軽微の加修を必要とするもの。または不具合部分が商品価値を下げているもの。そこそこ目立つ傷がある。板金を考え始めるレベル。
D評価中程度の加修を必要とするもの。しっかり目立つ傷がいくつもある。
E評価大きな加修が必要とするもの。ボロボロ

大規模な中古車屋ではB評価が多い印象です。

実際私が働いていた会社ではAB評価中心に取り扱っていました。

Bは簡易板金またはコーティング時の行う研磨で消えるものが多いです。(線傷のみ)

傷の種類は?記号の意味はこれです。

記号意味レベル
Aキズ1:薄い小さな線傷。爪先が軽く引っ掛かる程度。研磨で消える事あり
2:爪先が引っ掛かる程度の傷。中程度(10~20cm)
3:A2以上の目立つ傷
*広範囲に渡る場合はA4表記を使うこともあります。
U凹み1:小さなエクボ ピンポン玉程度
2:中程度な凹み テニスボール程度 
3:U2以上の大きな凹み
B凹みを伴う傷1:小さなエクボ ピンポン玉程度
2:中程度な凹み テニスボール程度 
3:U2以上の大きな凹み
W修理済み1:仕上がりが良い。パット見で目立ちにくい。
2:よく見たらわかる。*艶が違う、塗装や補修の波がある。
3:目立つ。仕上がりが悪い
X要交換対象パーツの交換が必要
XX交換済対象パーツ交換済み
Sサビ1:小さなサビ
2:目立つサビ
3:大きなサビ
C腐食1:小さな腐食
2:目立つ腐食
3:大きな腐食
穴:腐食して穴がある
Y
ワレ
1:小さなワレ
2:目立つワレ
3:大きなワレ
P塗装塗装を要するもの
Gガラス傷キズ:目立つキズ
飛石:1mm程度のキズ
ひび割れ:25mm程度のキズ
リペア跡:補修歴あり
×:要交換

A1、U1程度であれば中古車を選ぶ以上気にする事はないでしょう。

気になるようであれば新車をお勧めします。

A2、U2レベルだと簡易板金で安くキレイにすればお得になるパターンも多いです。

XXは交換済みですが、修復歴の有無に注意しましょう。

交換する=大きな損傷を受けたということです。

避けるべき記号は「S」と「C」

S=サビ C=腐食

この2つは避けましょう。仮に補修をしてもサビや腐食は広がります。

サビや腐食が外装に発生するということは、管理環境によることが多いです。

1つの箇所にサビ腐食があると、フレームや最悪エンジンルームにまで影響する事があります。

まとめ

中古車情報にある評価シートの見方を覚えることで、狙っている車が選んでいいものかの基準を持つことができます。

キズの程度は個人の価値観により変わりますが、明確に注意すべき点は「S」と「C」です。

その次に「XX」があれば外装交換以上の「修復歴の有無」を疑いましょう。

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