評価シートと外装・内装評価記号の読み方。評価シートを見て車の状態を知ろう。

中古車探しをする際に、車の状態って気になりませんか?

評価シートを見てもよくわかりませんよね。

この記事では評価シートの見方について解説します。

評価シートを見てこの車を選ぶべきか指標を持って車選びをしましょう。

評価シートってこんなやつです。

中古車サイトやオークションで車両の評価シートがあります。

一度は目にしたことがないでしょうか?

上記は車両の状態をあらわす評価シートです。

パッと見てわからないですよね。

右側の車両展開図にいっぱい記号があり、左側の記載コメントにたくさん記載があるので

なんだか問題がありそうな車両に感じます。

そして評価点「4」とありますが、これはどんな評価なのでしょうか?

評価点はS~Rまで!安心できるのは4.5点 ただし注意点あり

評価点内容外装評価内装評価
S点・走行10,000km未満
・初年度登録12か月以内
・無傷、無補修のもの
A以上A以上
6点・走行30,000km未満
・初年度登録36か月以内
・内外装ともにほとんど無傷無補修で,加修の必要のないもの
・エンジンおよび足回り関係が良好であること
A以上A以上
5点・走行50,000km未満
・目立たない傷,凹はあるものの,内外装ともほとんど加修の必要のないもの
・外装部品の交換のないもの
・エンジンおよび足回り関係が良好であること
A以上B以上
4.5点・走行100,000km未満
・内外装とも軽微な補修をすることにより5点に準ずるもの
B以上B以上
4点・走行150,000km未満
・目立つ傷,凹,錆,焦げ,破れが少々あり,加修が必要と思われるもの
C以上C以上
3.5点・大小の鈑金や加修を必要とする所が数か所あるもの
・多数の焦げ穴,破れ等があるもの
D以上D以上
3点・全補修,交換,張り替えを必要とするものE以上E以上
2点商品価値の低いもの,粗悪車等
1点冠水歴車,消火剤散布歴車等
R点修復歴車
×点極端な低年式車,レプリカ車,特殊車両等の評価の困難なもの

こちらはUSSにて公開されている査定評価点基準となります。

オークション会場により若干の違いはありますが、大まかなところは一緒です。

S点はほぼ新車未使用車と考えてください。

状態のいい中古車を狙うなら4.5点以上だと安心できます。

ちょっと傷ついていても許容できるのであれば、4点を狙うのも◎

余談ですが、意外と走行よりがガバガバなことにお気づきでしょうか?

10万キロだから…という理由で乗り換えする方や避ける方も多いですが、評価としては10万キロ越で4点となります。

つまり、内外装状態さえ良ければ下取りする際に意外と値段が付くことにもなります。

外装評価ってどんなの?総合評価高くても意外としっかり傷あります。

総合評価4.5点以上の車両であれば、神経質になる必要はあまりないですが

4点車両を選ぶ場合、それなりに傷がある事は理解しておきましょう。

結構しっかりとした傷あります。

内装評価はどうみるの?

参考の4点車両は?外装そこそこ良いけど注意事項多数の為4点

外装A傷 薄い小さな線傷A1があり、特に目立つのはA3でしょう。

恐らく左Fバンパーを擦ってついたA3傷かと予想されます。

右サイドステップ、左リアフェンダーに軽微な凹みU1あり。

外装だけだと大きな問題はありません。

気になるのは検査員コメントです。

・フロアマット焦げ=喫煙を疑う。

・内装擦れ多数=車内の傷、汚れ

・下回りSとC=塩害の可能性あり。今後下回り錆が広がるなら修理費大

・コアサポートSとCあり=エンジンルーム内に錆と腐食あり。今後広がると危険

走行距離28000kmと低走行かつ外装はA3さえ修理すれば4.5点に近い車両になるが、

下回りとエンジンルーム内に塩害あり。かつ内装の瑕疵と喫煙による匂いが想像されます。

個人的には無しの車両です。

まとめ

このように評価シートの見方と注意点をしっかり把握することで、気になる車両のイメージをつけることができます。

販売店の営業マンは全ての情報を言ってくれるわけではありません。都合の悪いことは流すことが大半です。

中古車と言えど高額な買い物となります。

後悔しない選び方をするためにも、正しい知識を身につけましょう。

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